2017/6/16.17.18 東海総体

 初日チームスプリントがあった。アップの段階で比較的体調が良さそうでモチベーションがかなり上がった。

 

 しかし、本番では良いとは言えない結果だった。タイムだけ見れば悪くはないのだが、風の影響か、前半が遅く後半が早いという晴に負担をかける走りをしてしまった。

 

 風向きは分かっていたのでもう少し前半で踏むべきだったと思う。インハイではどんな環境になるのか分からないので、練習が少ない分、あらゆるパターンを想定し対策したい。

 

 2日目はスクラッチがあった。監督や松田くんと話し合った結果、蠣崎君が逃げた場合、基本追わず他に追わせて、もし乗れそうならひたすら付かせてもらう作戦に決めた。結果、蠣崎君の2度に渡るアタックはどちらもスルーし、全く脚を使う事がなく、存分に備えれた。

 

 蠣崎君の逃げは失敗し、ラスト5周でも集団は一つのままだと考え、ひたすら蠣崎君の後ろにいる作戦にチェンジ。途中外れたもののラストで上手く入れて、そのまま引っ張ってもらう形でスルスル上がり4位に終える事ができた。

 

 想定外の結果ではあったが、経験が少ない分、関西トラックやロードで考えながら走る習慣を付けれた事が今回の成果に繋がったと思う。自信を持って全国に挑みたい。

 

 3日目は東海総体ではないが同時開催のAACA1-2に出場した。一周目の周回賞を晴に取らせるつもりだったが自分で行けそうだったので申し訳なかったが取らせてもらうことに。

 

 その後少しペースを上げるように集団を牽引し、3周回までは15位以内に付けれていたのでいい展開ではあった。しかし、その後落車をしてしまい、集団から離れてしまった。二周ほどかけて集団に追いつけたが先頭とは差が開いてしまい晴と2人になった。

 

 そこから上手くローテーションを回し、前から降りてきた人に声をかけ大きい集団を形成できたため、無駄に脚を使わずに済んだ。

 

 落車した後、集団復帰するのにそこそこ脚をつかってしまっていて途中からあまりローテーションに加わることができなかったがその分休む事ができた。

 

 その間晴がかなり引いていたので、最後はしっかり晴を引こうと思い2人でラスト一周に入る前の坂でアタックをかけることに。これが上手くはまり、集団を引き離し晴を付いてきた一人と一騎打ちさせることができ、晴が最後勝つことができて心底嬉しかった。

 

 終わった後に手を叩き合えるほど満足度は高かったが理想を言えば完全に2人だけで逃げたいところだった。しかし1-2でこれだけ動けたのは自分の成長を感じるし、アタックに関してもずっと練習してきた晴と上手く息を合わせることができて本当に嬉しかった。


 トラックもロードもあと1ヶ月で更に伸ばして行きたい。